代理店の立場として、BtoCではなくBtoBに届ける場合に、意識していることはありますか。
はい、意識している点はあります。ただし、基本的な運用の考え方はB2CもB2Bも大きくは変わりません。
共通して重要なのは、誰がターゲットで、どのような文脈で自分たちのアカウントがレコメンドされるのかを明確にすることです。この部分の設計が曖昧なまま発信しても、B2Bでは特に成果につながりにくくなります。
B2Bで最も意識するのは「ターゲット母数の少なさ」です。B2Cは潜在的に数百万人規模のユーザーに届く可能性がありますが、B2Bでは対象となる企業担当者や意思決定者の絶対数が限られています。そのため「浅く広くリーチを稼ぐ」戦略ではなく、特定のターゲットに深く刺さる投稿を積み重ねる方向が有効です。
DMやシェアといった重めのシグナルをKPIとして重視するのはその理由からです。いいね数よりも、投稿を見て「詳しく聞きたい」という行動を引き出せているかを評価軸にするとよいでしょう。