なぜUGCによるリポスト・拡散がKSFになるのでしょうか?
結論から言うと、自社投稿では届かない層にブランドを自然な形で浸透させられるからです。
自社の公式アカウントで投稿を続ける場合、インプレッションやリーチは着実に積み上がっていきます。しかしそれだけでは、ブランドに関心の薄い潜在層には届きにくい構造になっています。アルゴリズムは基本的に、過去にそのアカウントと接触したことのあるユーザーや、類似の興味関心を持つユーザーに配信を最適化するためです。
UGCによる拡散が異なるのは、ユーザー自身の信頼関係を通じてブランドが広がっていく点にあります。一般ユーザーが自発的に投稿・シェアすることで、その人のフォロワーという「まだブランドを知らない層」へ自然にリーチが生まれます。しかも、広告ではなく知人・インフルエンサーの投稿として目に触れるため、受け取る側の心理的ハードルが下がりやすい傾向があります。
例えばコスメブランドで、一般ユーザーが「使ってみたら本当によかった」という投稿をすると、そのフォロワーが初めてブランド名を認知するという経路が生まれます。自社投稿とUGCは補完関係にあり、両輪で運用することがブランド全体の浸透に効果的です。ただし、UGCは強制できるものではなく、自然に発生しやすい体験設計やコミュニティ醸成が土台になることには注意が必要です。