UGCを増やす方法は?
まず前提を整理すると、UGCを増やすアプローチは大きく2種類に分けられます。「投稿をお願いする施策」と「自発的に投稿したくなる体験を設計する施策」です。
前者は、ハッシュタグキャンペーンやプレゼント企画のように、明示的にユーザーに投稿を促すものです。短期間でUGCを集める効果はありますが、キャンペーン終了とともに投稿数が減少しやすく、投稿品質のコントロールも難しいという側面があります。
後者の体験設計は、より本質的な方法です。例えば、梱包を丁寧かつフォトジェニックにする、購入体験や接客のクオリティを上げる、商品自体にユニークな特徴を持たせる、といった取り組みです。コスメブランドが外箱をこだわりのデザインにした結果、開封動画を自発的に投稿するユーザーが増えた事例はよく知られています。こうした自発的な投稿は内容も多様で、信頼性も高く、アルゴリズム的にも評価されやすい傾向があります。
短期成果が必要な場面はキャンペーン施策を使いつつも、長期的には体験設計の改善に投資できているかどうかを基準に判断するとよいでしょう。